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代表あいさつ
greeting
 理事長 中藤 辰洋 

関西国際空港の玄関都市、泉佐野市から委託され、国際化関連事業の一環として、関係機関の皆様をはじめ多くの方々から注目されている一般社団法人泉佐野市外国就労者サポートセンターが、本年4月からスタートいたしました。昨今、人口減少及び少子高齢化が深刻な課題となり、地域経済へ多大なる影響を及ぼしていることから、外国人材への必要性は、ますます高まっています。

この外国人材という新たな労働力の担い手が、大いに能力を発揮し、暮らしやすい地域社会を構築するためには、外国人材一人ひとりを何よりも大切にしなければなりません。
外国人材と地域をつなぐ役目の私たちには、法令遵守はもとより、人権尊重の視点を重視し、多文化共生社会を実現・推進するためのけん引役を担うことが求められており、そのために、雇用、在留資格、住民とのトラブル、ブローカー問題等、山積する課題に対して、外国人材、企業、地域の方々が利用できるワンストップ相談窓口において、多岐にわたるサポートを行いたいと考えています。
そして、高い専門性やスキルを有する外国人材を育成し、企業へとつなぎ、その後の職業生活、社会生活の日常的なサポートを行うなど、彼らが日本社会で活躍できるような事業を展開することで、社会経済の回復・発展に貢献することを目指しています。また、海外友好都市との交流をさらに深め、外国人材と受入企業や地域とのかけはしとなり、国と国、人と人、そして夢と夢をつなぐことが当センターの職業使命であると考えています。
地域や関係機関の皆様との連携や協働を通じて、泉佐野市のさらなる国際化に努めてまいります。
どうぞ、皆様のあたたかいご支援とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 

事務局長 山田 泰寛

外国からの労働力に頼ってきた私たち。
これまで技能実習制度の名のもとで、
実質の「労働力」として、実習生たちが、私たちの経済を支えてきました。
しかし、一部の心ない人たちから、ひどい待遇を受けている実習生たちが、
今も少なからず存在していることを、私たちは決して忘れてはなりません。 

外国人労働者が、安心して日本社会で生活を営み、
その能力を最大限に発揮できる環境づくりは急務であり、
受け入れ側の私たちは、制度の在り方とともに外国人労働者への対応について
あらためて見つめ直す時期にきています。 

グローバルな未来を担う次世代に誇れるセンターを目指し、
ここ泉佐野から確かな一歩を…。
それが、私たちの願いです。